鹿児島の難読駅名ランキングTOP15|読み方と由来を地元民が解説

鹿児島に移住や転勤で引っ越してきたけれど、駅名の読み方が全然わからない…。
そんな経験はありませんか?

鹿児島の駅名は、県外出身者にとってまさに難読の宝庫です。
(鹿児島カフェ会☕️管理人は宮城県気仙沼市出身)

実際に僕は「指宿」を「しじゅく」と読んで地元の人に笑われたり、「頴娃」の漢字を見て頭が真っ白になったりしました。。。。。

この記事では、鹿児島県内の特に読みにくい駅名TOP15を、読み方から由来まで詳しく解説していきます。
これを読めば、地元の人との会話もスムーズになり、「鹿児島通」として一目置かれること間違いなし。

難読地名を攻略して、鹿児島ライフをもっと楽しみましょう!

【総合ランキング】鹿児島で最も難しい駅名TOP15

鹿児島県内には、JR九州の指宿枕崎線や肥薩おれんじ鉄道など、複数の路線に難読駅名が点在しています。
ここでは、県外出身者が特に読み間違えやすい駅名を難易度順にランキング形式でご紹介します。
正解率や誤読パターンも合わせてチェックしていきましょう。

第1位:生見駅(ぬくみ)

最難関はこちら。
僕は「いくみ」と最初読みました。
「いきみ」「せいけん」など、初見で正解できる人はほぼゼロに近い駅名だと断言できます。

この「生見」という地名は、古い日本語の「温(ぬく)む」に由来しています。
温暖な気候や温かい土地柄を表す言葉として使われてきました。
地元でも若い世代は読めないことが多く、鹿児島県民でも正解率が低い超難問です。
(個人的には生見海水浴場にあるクレープ屋さん(プラージュ)がイチオシ!)

第2位:頴娃駅(えい)

漢字の難しさと読み方の短さのギャップに驚かされる駅名です。
初めて駅名を見たとき、一言も発せないくらい読めませんでした。
(間違える余地すらも与えないインパクト。)

「頴娃」は薩摩半島南部の地名で、古くからの歴史を持つエリア。
漢字の「頴」は稲穂を意味し、農業が盛んだった地域の特徴を表しています。
地元民の方と話す機会がありましたら、頴娃弁&イントネーションも要チェックです。

第3位:姶良駅(あいら)

この漢字を見て固まってしまう県外出身者は少なくありません。
「しら」「おうら」など、誤読のバリエーションは豊富です。
(僕は給食という字に似ていたことから「きゅうら」と最初読みました。)

姶良市は鹿児島市の北側に位置する都市で、近年人口増加が著しいエリア。
「姶」という漢字は常用漢字にもなく、この地名でしか見かけないレアな文字です。
由来には諸説ありますが、アイヌ語説や方言説など、地域の歴史を感じさせる名称となっています。

第4位:唐湊駅(とそ)

「からみなと」「からそう」と読んでしまうのが定番の誤読パターン。
実際の読み方は驚くほど短い「とそ」です。

この駅名は「唐の湊(みなと)」が語源で、古くから海外との交易があった港だったとの説があります。
(出典:Wikipedia)
時代とともに「からみなと」が「とそ」へと音が変化していきました。
歴史的背景を知ると、地域の文化交流の深さが理解できます。
【今では考えられませんね。(ボソっ)】

第5位:財部駅(たからべ)

音読みで「ざいぶ」と読んでしまうケースが圧倒的に多い駅名です。

財部は古くから交通の要所として栄えた地域で、「宝部(たからべ)」が転じたという説があります。
現在の曽於市に位置し、九州の内陸部を結ぶ重要な駅でした。
地名の由来には、豊かな土地を表す意味が込められているとされています。

第6位:川内駅(せんだい)

東北の仙台市を連想して「せんだい」と読めても、「かわうち」と誤読する人が後を絶ちません。

川内は薩摩川内市の中心駅で、鹿児島県北部の主要都市です。
古くは「川内(かわち)」と呼ばれていましたが、音が変化して「せんだい」となりました。
九州新幹線の停車駅でもあり、県外からの訪問者も多い駅。
宮城県の仙台市とは漢字が異なるため、注意が必要です。

第7位:中名駅(なかみょう)

「なかめい」「ちゅうめい」と読んでしまいがちですが、正解は「なかみょう」。

この「みょう」という読み方は、薩摩地方特有の地名表記です。
「名(みょう)」は古い行政区画の単位「名田(みょうでん)」に由来しているらしいです。
鹿児島では「上名(かみみょう)」「下名(しもみょう)」など、「名」を「みょう」と読む地名が複数存在します。
地域の歴史を理解する上で重要なキーワードなのかなとか思ったりします。

第8位:嘉例川駅(かれいがわ)

「よしれいかわ」「かれがわ」など、読み方に迷う駅名です。

嘉例川駅は明治時代から残る貴重な木造駅舎が現存し、レトロな雰囲気が観光客に人気です。
「嘉例」は縁起の良い出来事を意味する言葉で、地域の繁栄を願って名付けられたとされています。
霧島市に位置し、周辺には温泉地も点在する自然豊かなエリアです。

第9位:帖佐駅(ちょうさ)

「じょうさ」「ちょうすけ」と読み間違える人が多い駅名です。

帖佐は古くからの宿場町として栄えた歴史ある地域で、姶良市の中心部に位置します。
江戸時代には薩摩藩の要所として重要な役割を果たしていました。
「帖」という漢字が難しく、初見では読めない人がほとんどだったのではないでしょうか?

第10位:指宿駅(いぶすき)

鹿児島の有名な観光地ですが、初めて見る人は「ゆびやど」と読んでしまうことも。
九州に来て1年目だった頃、当時の僕は観光列車である「指宿のたまて箱」を自信満々に「“しじゅくのたまてばこ”ってなんですか?」と職場の先輩に問いかけていました。笑

指宿は砂蒸し温泉で全国的に有名な観光都市です。
地名の由来は「湯豊宿(ゆぶすき)」が転じたという説が有力で、温泉が豊富な土地柄を表しています。
指宿枕崎線の主要駅で、薩摩半島の南端に位置します。
観光地としての知名度は高いものの、初見では読み方に戸惑う人が多い地名の一つです。

第11位:出水駅(いずみ)

「しゅっすい」「でみず」と音読みしてしまうのが典型的な誤読パターンです。

出水市は鹿児島県最北部に位置し、熊本県との県境に近い都市。
毎年冬になると、万羽以上のツルが飛来する「ツルの渡来地」として全国的に有名です。
肥薩おれんじ鉄道と九州新幹線が停車する交通の要所でもあり、交通アクセスも良好なエリアです。

第12位:日当山駅(ひなたやま)

比較的読みやすそうに見えて、実は「ひあたりやま」「にちとうざん」と誤読される駅名です。

日当山は霧島市にある温泉地で、古くから湯治場として親しまれてきました。
「日当たりの良い山」という意味がそのまま地名になったとされています。
霧島エリアは温泉が豊富で、日当山温泉は地元の人々に愛される隠れた名湯として知られています。

第13位:宇宿駅(うすき)

「うしゅく」「うじゅく」と読んでしまう人が非常に多い駅名です。
(僕は「うじゅく」派でした。)

「宿」を「すき」と読むのは、古い地名表記の名残です。
周辺には商業施設も多く、鹿児島市南部の生活拠点として発展しています。
豪華客船が停泊するマリンポートはイチオシのお散歩コースです!

第14位:喜入駅(きいれ)

「きにゅう」と読んでしまうケースが多い駅名です。

地名の由来は「木入(きいれ)」という説があり、林業が盛んだった地域の特徴を表しているとされます。
指宿枕崎線の駅で、海沿いののどかな風景が広がるエリアです。
「喜びが入る」という縁起のよい駅名から、合格・安産・結婚の祈願記念として「記念スタンプ」を押印できる入場券が人気です。
無人駅となった現在も、駅舎内に「合格祈願」「祝ご結婚」「安産祈願」の3種類のスタンプが設置されているニュースを見たことがあります。

第15位:薩摩高城駅(さつまたき)

「さつまたかしろ」「さつまこうじょう」と読んでしまうのが定番の誤読です。

「高城」を「たき」と読むのは、古い薩摩地方の読み方が今も残っているため。
地名には、その土地の歴史が静かに息づいています。

駅周辺には城跡や歴史的な遺構もあり、
“難読”というより“歴史の名残”を感じられるエリア。

ホームのすぐそばに広がる青い海。
ローカル線ならではの、贅沢すぎる景色が待っています。

難読駅名が生まれた3つの理由

鹿児島県に難読駅名が多い背景には、地域特有の歴史的・文化的な要因があります。
ここでは、なぜこれほど読みにくい駅名が存在するのか、その理由を3つの視点から解説していきます。
これを理解すれば、単なる「読めない地名」が、鹿児島の豊かな文化を伝える貴重な歴史資料に見えてくるはずです。

理由1:薩摩地方独特の言葉の変化

鹿児島県は古くから「薩摩」「大隅」と呼ばれる地域に分かれており、独自の方言や言葉の変化が発達しました。

例えば「川内(せんだい)」は、もともと「かわち」という読み方が時代とともに音変化したもの。「唐湊(とそ)」も「からみなと」が短縮されて生まれた読み方です。
このように、長い年月をかけて地元の人々が使いやすいように音が変化していった結果、現在の読み方が定着しました。

また「名(みょう)」の読み方のように、古い土地制度の名残が地名に残っているケースもあります。
これらは薩摩地方特有の文化的背景を物語る貴重な言語資料といえるでしょう。

理由2:古い漢字や当て字の使用

「頴娃(えい)」「姶良(あいら)」のように、常用漢字ではない難しい漢字が使われているケースも多く見られます。

これらの漢字は、もともと地域の特徴を表すために選ばれたもの。
「頴」は稲穂を、「姶」は地域固有の音を表すために選ばれました。
また「生見(ぬくみ)」のように、音を優先して当て字を使った地名も存在します。

桃鉄などのゲームで九州エリアを攻略する際も、これらの地名が登場して苦戦したプレイヤーは多いはず。
実在の地名がそのまま使われているため、ゲームを通じて難読地名を知った人もいるでしょう。

理由3:海外との交流の歴史

「唐湊(とそ)」のように、海外との交易の歴史を反映した地名も鹿児島には多く存在します。

鹿児島は古くから九州の南端として、中国や四国、さらには海外との文化交流の窓口でした。
薩摩藩は江戸時代、独自の貿易ルートを持っており、海外の文化や技術を積極的に取り入れていました。
そのため、外来語や交易に関連する地名が数多く残されています。

佐世保市や長崎市といった西日本の他の港町と同様に、鹿児島も海外文化の影響を受けた地名が特徴的です。
これらの難読地名は、地域の国際的な歴史を今に伝える重要な文化財といえるでしょう。

エリア別で見る難読駅名の特徴

鹿児島県内の難読駅名は、エリアごとに異なる特徴を持っています。
鹿児島市周辺、薩摩川内市や出水市などの北薩エリア、指宿・霧島エリアなど、場所によって地名の傾向が変わってきます。
ここでは、主要なエリアごとの難読駅名の特徴を整理して解説します。

鹿児島市周辺エリアの難読駅名

鹿児島市とその周辺には、都市部でありながら歴史的な地名が数多く残されています。

  • 唐湊駅(とそ):海外との交易の歴史を残す駅名
  • 宇宿駅(うすき):古い地名表記が残る市内の主要駅
  • 慈眼寺駅(じげんじ):寺院名に由来する読みやすい駅名

鹿児島市内の駅は、桜島を望む景観と歴史が融合したエリアに位置しています。
市街地でありながら、薩摩の歴史を感じられる地名が特徴です。

北薩エリア(出水・川内方面)の難読駅名

薩摩川内市や出水市を中心とする北部エリアには、肥薩おれんじ鉄道が走り、独特な地名が点在しています。

  • 川内駅(せんだい):音の変化が顕著な県北部の主要駅
  • 出水駅(いずみ):ツルの飛来地として有名な都市
  • 薩摩高城駅(さつまたき):古い薩摩地方の読み方が残る駅
  • 阿久根駅(あくね):海岸線が美しい西日本のエリア

北部エリアは熊本県との県境に近く、九州を縦断する交通の要所。
歴史的な宿場町や城下町が多く、古い地名が色濃く残されています。

指宿・霧島エリア難読駅名

指宿枕崎線沿いの指宿エリアと、日豊本線沿いの霧島市を中心とする霧島エリアは、温泉地としても有名な地域です。

駅名読み方エリアの特徴
指宿駅いぶすき砂蒸し温泉で有名な観光地
喜入駅きいれ鹿児島市南部の温泉エリア
頴娃駅えい薩摩半島南部の歴史ある地域
日当山駅ひなたやま霧島市の湯治場として有名
嘉例川駅かれいがわ木造駅舎が現存する観光スポット

指宿・霧島エリアは温泉地が集中しており、観光で訪れる人も多い場所。
指宿市や霧島市など、全国的に知名度の高い地名もありますが、漢字で書くと読めない人が続出します。

難読駅名を覚えて“鹿児島通”になろう

鹿児島の難読駅名をマスターすることは、単に地名を覚えるだけでなく、地域の歴史や文化を深く理解することにつながります。
地元の人との会話も弾み、鹿児島での生活がより豊かになるはずです。

まずは通勤や観光でよく使う路線の駅名から覚えていきましょう。
指宿枕崎線や肥薩おれんじ鉄道や日豊本線など、主要路線の駅名を押さえておけば、日常生活で困ることはありません。

難読地名クイズに挑戦したり、他の九州エリア(大分市、佐世保市、宮崎市、熊本市南区、延岡市など)の難読地名と比較してみるのもオススメです。
桃鉄で遊びながら覚えるのも楽しい方法。
総回答数や正解率を友人や県外出身者と競い合えば、自然と地名が頭に入ってきます。

鹿児島には今回紹介した以外にも読みにくい市町村名や駅名が多数存在します。
一覧でチェックしながら、少しずつ鹿児島の地理に詳しくなっていきましょう。
地名を通じて鹿児島の魅力を再発見できるはずです。

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